チューブレスレディのシーラントは、継ぎ足しが必要です!

こんばんは!

 

雨の週明けとなってしまいましたね…。

5月も残すところあと3日、31日は㈬で定休日なんで、サイクルセンターしもの今月の営業は、今日&明日のみとなります。

 

さて、先日お客様がご来店いただき、『7カ月前にタイヤをチューブレスレディに交換したんだけど、最近、エアが抜けるようになってきた…』とご相談。

 

はいはい、チューブレスレディータイヤは、チューブの代わりにシーラントという

専用の液体を入れるタイヤの仕組みなんですが、そのシーラントは、半年経過したら継ぎ足しが必要なんです!

 

ちょいとヤヤコシイかもしれませんが、

タイヤには、一般的に

①タイヤとチューブを利用するクリンチャータイヤというもの。

②車と同じでチューブを使わないチューブレスタイヤのみ利用するもの。

③今回の事例のタイヤとシーラントを利用するチューブレスレディタイヤと言われるもの。

の3種類があるとお考え下さい。

 

一般車や通常のクロスバイクに使用されているのは①のクリンチャータイヤとチューブのモノです。

チューブレスタイヤ方は、チューブが不要ですが、シーラントも不要です。

 

チューブレスタイヤはタイヤ自体に空気の保持層があり、密閉度が高いのが特徴です。

一方で、チューブレスレディタイヤには空気の保持層がなく、シーラントによって空気を保持する仕組みとなっております。

 

っていう前提知識を入れたうえで、今回の事例👇

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タイヤをホイールから外すと『ピンク色』箇所があります!!

 

👇そのピンク色がタイヤの内側に残っている部分となくなっちゃっている層があるのが見えますよね!👇
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これ、タイヤのサイド部分がシーラントで覆われていない場所となっておりまして、

ここから空気が少しずつ漏れてしまっているんです…。

 

 

ということで、この部分にシーラントを継ぎ足さなくてはいけません!

 

シーラントの種類にもよりますが、バルブ口から注入して、うまくいく場合もありますが、今回のこのM〇〇〇〇のシーラントは、液体感が弱く、ちょいとドロッとしているので、

ピンポイントで満遍なくタイヤに注いでいかないといけません!


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とまぁ、こんな感じでしっかり覆われるようになると、エア漏れがなくなりま~す。

これでまた安心してお乗りになってください!