こんばんは、スタッフ北川です。
今日は定期点検でお預かりしている自転車の
パーツを外す整備の時にしかできない、
奥まったところの拭き上げなどを行いました。
当店ではガラスの鎧というコーティングサービスを行っておりますが、
それの下処理としてポリッシャーを用いた磨き上げも行っております。
自動車みたいにこんな機械をつかって磨き上げます。
大事に乗っていても、乗っているからこそ付く、
擦れ傷、塗膜の曇りなどは勲章といえるかもしれませんが、
落ちるなら落としたい…という方もいらっしゃると思います。
今回は整備に伴い分解する過程で少しずつ磨いてみました。
施工例その1
『ビフォー』 くすみを分かりやすくするため画像を加工しています。
『アフター』くすみがかなり少なくなりました。白さが際立っていると思います
施工例その2
『ビフォー』点在しているキズなどが見えます
『アフター』あくまで表面の研磨なので深いキズは消えませんがだいぶ目立ちにくくなっていますただツヤツヤ具合が増してます!!
トップチューブも磨いてみました!!ツヤ感がよくなりました。
今回の研磨作業が効果的なのはガリっと行ってしまったキズではなく、
乗車による擦れなど塗装表面のくもりなどです。
塗膜のくもりは表面のクリア層が微細な傷の蓄積により透明感が失われ
その下の塗膜(自転車のカラー)が見えにくくなっている状態です。
これをポリッシャーを用いて研磨、平滑化することで、
透明感の復活、カラーの見え方にメリハリが現れます。
通常はガラスの鎧コーティングをする際の下処理として行う場合が多いですが、
このように分解を伴う整備(オーバーホール作業)の場合は
奥まった所まで手が入りますので効果的です。
コーティングは新車時のみならず、お気に入りの自転車を
これからも大事に乗っていきたいと思われたら、
現状を維持する目的でも有効です。
秋冬は乗る機会が減る方は是非この機会に、
しっかりとした整備、コーティングをお勧めします!!